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2022年04月25日

COLUMN

耐震・免震・制震の違いって?メリットとデメリットについても解説します

「耐震・免震・制震の違いについてわからない」
このようにお悩みの方はいらっしゃるでしょう。
具体的な違いを正しく理解して建物の構造について理解することが大切です。
この記事では、耐震・免震・制震の違いとメリット、デメリットについて詳しく解説します。

 

□耐震・免震・制震構造について

耐震構造は建物の構造を強くして地震の揺れなどに耐えられるように設計された構造です。
技術は様々なものがあり、特殊な金具を使うなどして行われているケースが多いです。

また、免震構造は建物に直接地震の振動などを伝えないようにする設計にしたものです。
ゴムなどのものを使用して装置と建物と地面との間などに地震の揺れを下げるものを設置します。

そして、制震構造は特殊な装置を使い地震の揺れを吸収する構造です。
弾力性のあるものを設置します。
そのようにすることでエネルギー吸収などを行う技術で伝わる力を軽減します。

これら全ての構造に対して基準が示されています。
より地震に強い家を作るためにもその基準の把握と、耐震、免震、制震の三つを理解しておくことが大切です。

 

□耐震・免震・制震それぞれのメリット・デメリットについて

それぞれに良い側面と悪い側面があるため、理解しておきましょう。

まず耐震についてです。
耐震は最も用いられる技術でコストが安く、倒壊から守ることができます。
そして、どんな家でも耐震技術での住宅を建てることができます。
しかし、ダイレクトに揺れが伝わるという特徴を持っています。
そのため、揺れが激しかったり損傷が防げないなどのデメリットも持ち合わせています。

次に、免震についてです。
大きなメリットとしては、地震が来ても建物がほとんど揺れないことや他の技術よりも優れたものであることです。
デメリットとしては、コストが高く免震装置の交換が必要であったり、施工できる業者が少なかったりするなどがあります。

最後に制震についてです。
制振のメリットは、倒壊をほとんど防ぐことができることです。
加えて、コストが安く工事の期間も短いこともメリットと言えるでしょう。
しかし、地盤が弱いとできない工事で、耐震よりもコストは高く地震の揺れは工事の後も感じてしまうことがデメリットとしてあります。

 

□まとめ

耐震・免震・制震の違いとメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
それぞれの特徴について正しくご理解いただけたでしょうか。
今回の耐震工法を検討している方はぜひ一度当社にご相談ください。