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2022年03月13日

COLUMN

マイホームを建てる際に必要な初期費用って?詳細に解説します!

マイホームの諸費用についてどれほどご存知でしょうか。
マイホームを建てる上で費用について理解するのは非常に重要なことだと思います。
費用について理解することで、費用に対して困ったことがあってもすぐに対処できます。
そこで、今回はマイホームの初期費用について解説します。

 

□家の購入時の諸費用について解説!

家を購入する際の必要な費用は大きく分けて「不動産所得に関わるお金」「ローン契約に関わるお金」「その他の費用」の3つに分けられます。

・不動産所得に関わるお金

頭金は、物件購入の一部資金として最初に支払うまとまった費用のことです。
一般的には、物件価格の約2割が目安といわれています。
頭金ゼロの金融機関もありますが、金利負担が増えることやその後の生活に影響することを考えると、ある程度まとまった頭金を支払うことをおすすめします。

印紙税は、契約書を交わすにあたって契約金額に応じた税金のことです。
例えば、1000万円を超え5000万円以下の場合は1万円必要になります。

仲介手数料は、不動産の売り手から直接購入する場合は、必要ありません。
ですが、不動産仲介会社を利用することで、物件探しや物件の比較、手続きなどが簡単になります。

登記費用は、義務付けられているわけではありませんが、所有権をめぐるトラブルを防ぐためにも登記は行っておくべきでしょう。

不動産所得税は土地や建物の購入時にかかる税金です。
原則、住宅での税率は4%です。
「課税標準額」は不動産を購入した際の価格ではなく、「固定資産税評価額」が使われますので、確認しておきましょう。

固定資産税清算金は、毎年元旦時点での土地や建物の所有者が支払う税金のことです。
関東では元旦ですが、関西では年度始まりの4月1日などと、地域によって起算日が異なりますので、注意してくださいね。

・ローン契約に関わるお金

住宅ローン契約書に印紙税が必要です。
ただし、近年では、普及が進む電子契約の場合があり、電子契約だと印紙税は発生しません。

融資手数料は、目先の金利だけでなく、手数料も含めて比較することで準備することができます。

物件調査手数料もかかりますが、金融機関によって手数料が異なります。
よく確認しておきましょう。

団体信用生命保険料や火災保険料といった保険代も必要となります。
保険会社が指定されている場合があるので注意しましょう。

・その他の費用

修繕積立基金は新築マンションの購入時にかかる費用です。
しかし、一戸建てや中古マンションを購入した場合にはかかりません。

水道負担金は、上下水道をご自身の土地まで引き込むための費用です。
中古住宅の場合は、すでに水道管が引き込まれていることがあるので確認しておきましょう。

もちろん引越し費用もかかります。
仮住まいで生活する方は、引越し2回分の費用で見積もると良いでしょう。

 

□初期費用を安く抑えるポイント

初期費用を安く抑えるためのポイントとして、仲介手数料を抑える方法があります。
仲介手数料は上限が決まっているため、上限以下で売主と協議することが可能です。
また、仲介を挟まずに、不動産開発会社から購入すると仲介手数料がかかりません。

また、各種保険料を抑える方法もあります。
火災保険料は支払い方法が選べますが、10年間一括払いにすることで、払込保険料の総額をかなり節約できます。

 

□まとめ

今回は、マイホームの初期費用について解説しました。
費用の詳細を知るとすごく細かくたくさんの費用があったと思います。
その費用を全てしっかりと覚えなくても、そのような費用があるというざっくりとした認識だけでも費用でわからないことがあった時すぐに理解できる思います。
ぜひ、今回の記事を参考に諸費用についての理解を深めてみてくださいね。