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2022年02月21日

COLUMN

住宅ローンの目安は?世帯年収別にご紹介!

住宅ローンについて、お悩みではありませんか。
特に、住宅ローンの目安を知ることは、ご自身の最適な住宅ローン借入額を知ることにつながります。
そこで今回は、世帯年収別の住宅ローンについて解説します。

 

□世帯年収から見る住宅ローンの目安

住宅ローンを借りるときの収入基準のひとつである返済比率というものがあります。
年収別の返済比率は以下のようになっています。

300万円以下の場合:25%以内
301万円〜400万円以下の場合:30%以内
401万円〜700万円以下の場合:35%以内
700万円以上の場合:40%以内

一般的に住宅ローンの年間返済額は年収の25%以内であれば、安心できると考えられています。
ここでは、返済負担率25%で住宅ローンの借入額を計算してみます。

条件は返済負担率を25%、住宅ローン金利を1.5%、返済期間を35年、返済方法を元利均等返済でボーナス時加算なしとします。

この条件の場合で世帯年収別に目安をご紹介します。
年収別の借入額は以下の通りです。

300万円の場合:約2,040万円
400万円の場合:約2,720万円
500万円の場合:約3,400万円
600万円の場合:約4,080万円
700万円の場合:約4,760万円

これらの住宅ローンの借入額の目安を参考にして借入額を考えてみてくださいね。

 

□夫婦共同で住宅ローンを組む際の注意点を解説!

住宅ローンの返済計画を立てる際に、家計の事情やライフプランの変化、現状のライフスタイルなど、さまざまな角度から物事を見る必要があります。

共働きで現在の年収を維持している場合は、出産や育休の取得、ライフスタイルに合わせた時短勤務などの年収が前よりも下がることを想定しましょう。
これらを想定したうえでゆとりのある返済計画をたてると、もしもの時にも安心ですよね。

さらに、子育てに必要な費用の変化も気にしておきましょう。
私立の学校に通わせたいのであれば、学習塾の費用も必要ですし、公立の学校でも受験シーズンになれば受験費や教材費用などが別途必要です。

これらは想定よりも多くの費用がかかる場合があります。
そのため、ゆとりのある住宅ローン返済計画が必要です。

住宅ローンは、高額な融資です。
金利が少し違うだけで、大きな差額を生み出します。
特に、変動金利タイプをする際は、金利の変動も予測したうえで、借入額を限度いっぱいまで借りられるのか慎重に確認しましょう。

 

□まとめ

今回は、世帯年収別の住宅ローンについて解説しました。
住宅ローンを慎重に決めなければ、今後のランニングコストとなるため、返済する際に苦しむことになります。
最適な住宅ローンの借入額や目安を理解することで、無理なく返済することができるでしょう。
ぜひ、この記事を参考に住宅ローンを検討してみてくださいね。