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2021年12月21日

COLUMN

四角い家の地震の強さはどれくらい?強い家にするためのコツもご紹介します!

「四角い家は耐震性があるって聞いたけど本当なのか気になる」
「どのくらい地震の強さがあるんだろう」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、四角い家の地震の強さはどれくらいなのかと、地震に強い家にするためのコツをご紹介します。

 

□なぜ四角い家が地震に強いのか?

四角い家が地震に強い理由は、形のシンプルさです。
まず、地震には縦と横の揺れがあります。
縦方向の力がかかったとき、2階以上のフロアの重さが1階に大きくかかりますが、四角い家であればそのまま床下の地盤まで流せます。

横方向の力は、1階と2階以上のフロアで同じ壁面で力を支えられるので、凹凸の多い家と比べて地震に強いです。
ご自宅に段ボール箱がある方は、一度組み立てて四角い家を想像してみてください。
シンプルな形なのに耐久性があることが分かると思います。

これに対して凹凸の多い複雑な形の家は、地震にはあまり強くありません。
理由としては、地震によって家にかかる力をうまく受け流したり受け止めたりできないからです。
どこか一部分に力がかかってしまうと、家の倒壊につながる恐れもあります。

 

□さらに地震に強い家にするためのコツとは?

 

*地震に強い建材を使う

通常の壁ではなく耐力壁を使うことで、地震に強い家に仕上げられます。
家を設計する段階で、耐震性が足りていない場合に設置されるのが耐力壁です。
しかし、耐力壁はただ増やせばいいわけではありません。
耐震性を計算して足りない部分を補うように使われます。

耐力壁に加えて、耐震性を強化できる金具や筋交いを使う手段もあります。
これらを積極的に使用することで、さらに耐震性を高められます。
あらかじめ設計士などに伝えて、耐震性の高い家を目指しましょう。

 

*屋根を軽い素材にする

屋根に瓦など重い素材を使ってしまうと、地震の際に上からの力が大きくなってしまい、耐震性が低くなります。
屋根にはガルバリウム鋼板やスレートなど軽い素材を選ぶと良いでしょう。

 

*2階にはなるべく重いものを置かない

住宅を建てた後でも地震に強い家にする工夫はあります。
ピアノなどの重いものは2階より上には置かないようにしましょう。
地震が発生した時に1階にかかる力が大きくなってしまい、建物に負担がかります。
そのため、本棚やピアノなどを1階に置けるよう間取りを工夫するのも良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、四角い家の地震の強さはどれくらいなのかと地震に強い家にするためのコツをご紹介しました。
本記事が参考にしていただければ幸いです。
家の地震の強さに関してさらに詳細を知りたいという方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
当社の専門家が全力でサポートいたします。