平屋か二階建てか迷っている方に知っていただきたいのが、それぞれの住宅の特徴です。
それぞれの住宅にメリット、デメリットがあるため、一概にどちらが良いとは言い切れません。

そのため、この記事を参考にして、どちらが自分の好みに合うのか検討してみましょう。

 

□平屋のメリットとデメリットとは

平屋についてメリット、デメリットの順で解説していきます。

1つ目のメリットは生活動線が楽なことです。
生活動線とは日々生活するための道のことを指します。

平屋は1階で全ての事が済むため、生活動線が短くなります。
そのため、例えば洗濯物を干すために二階に上る必要もなくなります。

2つ目のメリットは家族とのコミュニケーションがはずむことです。
平屋は二階を支える必要がないため壁や仕切りがなく開放感の溢れる住宅となっています。
そのため、家族との距離が近くコミュニケーションが取りやすい空間になるでしょう。

3つ目のメリットは優れた耐震性であることです。
高さがないため、地震が起きても揺れにくく倒壊のリスクも低くなります。
なるべく正方形に近い平屋にするとさらに地震に強い構造になるでしょう。

反対にデメリットは以下が挙げられます。

1つ目は建築費の費用がかさむことです。
平屋は二階建てと比べて床面積が約2倍になります。
その分、土地代や基礎工事の費用の増加につながります。

2つ目は周りの住宅環境からの影響を受けがちなことです。
一階部分は外部からの視線と同じ高さのため、住宅の中が丸見えになってしまう可能性があります。
また、周囲が高い住宅である場合は、中庭や天窓などを設けないと採光が十分に行えない場合があります。

 

□二階建てのメリット、デメリットとは

二階建てのメリットデメリットを以下で紹介します。

1つ目のメリットは狭い土地でも広い生活スペースを確保できることです。
特に土地代が高い都心部では嬉しいメリットと言えるでしょう。

2つ目のメリットは日当たりを確保しやすいことです。
隣や向かいの建物と距離が近く日当たりが気になる際は、二階建ての場合、二階リビングを採用するなどすると日当たりを確保しやすいです。

一方デメリットは以下のようなものが挙げられます。
1つ目は生活動線が複雑になることです。
一階と二階を行き来する都合上、平屋より生活動線が複雑になりやすいでしょう。

2つ目は階段の上り下りの負担があることです。
高齢者やお子様がいらっしゃる場合は階段の上り下りの負担は大きな問題でしょう。
また、今は大丈夫でも将来的に年をとれば生活がより大変になるでしょう。

 

□まとめ

それぞれの住宅のメリット、デメリットを紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様の満足のいく住宅選びの手助けになれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。