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2022年09月10日
COLUMN
快適な空間作りには湿度が大切!室内で快適に暮らすための最適な湿度とは?
室内で過ごす際、私たちが快適に感じられるかどうかは、室内の湿度が関係しています。
今回は、室内で快適に過ごせる最適な湿度についてご紹介します。
□室内で快適に過ごせる最適な湿度とは?
湿度が高い場合には、カビの発生やダニがわく原因となってしまいます。
また湿度が低い場合では、部屋の乾燥から肌トラブルを招く可能性があるのです。
どちらに寄っても何らかのトラブルが発生してしまうため、調節が難しそうですね。
一般的には、40パーセントから60パーセントが私たちにとって快適だと感じられる湿度だと言われています。
しかし、外気温によって、体感は異なります。
気温が低い冬場は、室温が18度から25度に保たれている場合、湿度は40パーセントから50パーセントが理想的です。
反対に気温が高い夏場は、室温が25度から28度に保たれている場合、湿度は50パーセントから60パーセントになっているのが理想です。
□湿度は私たちにどのような影響を与えるのか?
先程は湿度によって、快適度が大きく変わるとご紹介しましたが、実は湿度によって生活の質も大きく変わるのです。
続いては、湿度が私たちの生活パフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかについてご紹介します。
労働安全衛生法の事務所衛生基準規則には、会社の湿度を40パーセント以上70パーセント以下に保つという規則の順守が義務づけられています。
部屋の湿度が低い場合、鼻やのどの粘膜が乾燥してしまいウイルスに対する体の防御機能が働きにくくなってしまいます。
また、ウイルス自体も湿度が低い場所で活発化するという特性を持っているため、更に風邪等の症状を招く危険性が高まるのです。
さらに、乾燥から肌トラブルを引き起こしたり、ドライアイやドライマウスの原因にもなります。
この場合は、加湿器の利用や、洗濯物をあえて室内干しすることで改善できますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
部屋の湿度が高い場合、ダニやカビが発生する原因になる可能性があります。
カビによって呼吸器や肺に影響が出たり、ダニの発生により皮膚のかゆみやアレルギーを引き起こすリスクがあります。
また、クロゼットにしまっていた洋服にカビが生えてしまうことも考えられます。
この場合は、換気扇を動かしたり、窓を開けることで空気の入れ替えをしましょう。
除湿器を活用するのも有効です。
□まとめ
今回は、快適な湿度と、湿度が私達のパフォーマンスに与える影響についてご紹介しました。
一年を通して気温の変化が大きい日本で、湿度をその時の気候に合わせて調節するのは大変ですが、快適な生活を守るため、湿度にも気を配ってみましょう。