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2022年07月15日
COLUMN
吹き抜けがある家はうるさい?吹き抜けの特徴と防音対策について解説します!
吹き抜け住宅の明るくて広々とした空間に憧れる方は多いと思います。
光が入りやすく、開放感があるのが魅力的ですよね。
今回は、吹き抜け住宅をお考えの方に向けて、メリットとデメリット、吹き抜けの防音対策についてご紹介します。
□吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します!
吹き抜けのメリットは主に4つに分かれています。
1つ目は、冬でも光が入りやすい空間であることです。
吹き抜けのある空間は、季節や時間帯に左右されずに、日光が入ります。
光が入ることによって、電気代の節約につながるでしょう。
2つ目は、健康的な生活がしやすいことです。
日光がある空間は、健康面に良い影響を与えてくれます。
体内時計の調節がしやすくなったり、精神状態を明るくしたりといったメリットがあります。
3つ目は、視覚的に空間を広々と感じられることです。
空間の大きさは、広さだけではなく高さにも影響されます。
空間自体が広くても、高さがないと狭く感じてしまいます。
吹き抜けによって空間に高さができるため、開放的に仕上がるでしょう。
また、吹き抜けは空間をおしゃれに見せるメリットもあります。
4つ目は、家族でコミュニケーションが取りやすいことです。
吹き抜けは1階と2階の隔たりがなくなり、個室型のリビングよりも人が集まりやすいため、家族全員の状況を知れてコミュニケーションが取りやすいです。
しかしその反面、吹き抜けにはデメリットもあります。
1つ目は、冷暖房の効果が薄まることです。
温かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい特徴があります。
そのため、吹き抜けの場合は冷暖房の効果が薄まってしまうでしょう。
特に寒い時期は1階の空気が冷たいまま、といったこともあるかもしれません。
2つ目は、2階部分が狭くなることです。
当然ですが、吹き抜けを作った場合は2階のスペースが狭くなってしまいます。
開放感を取るか、部屋数を取るかは難しい選択ですが、自分の生活スタイルに合っているかを考えたうえで吹き抜けの有無を考えておきたいですね。
3つ目は、メンテナンスが大変なことです。
天井付近に設置された照明の電気交換や、窓の掃除は高い位置での取り組みのため、手間がかかります。
特に吹き抜けの内側にある窓はカビができやすいため、頻繁に掃除しなければなりません。
4つ目は、音やニオイが家中に広がることです。
吹き抜けにすることによって、空間の仕切りが無くなるため、音やニオイが広がってしまいます。
防音対策を実施する、換気扇や防臭効果のある壁紙を使用するといった工夫が必要になります。
□吹き抜けの防音対策をご紹介します!
前述したように、吹き抜け住宅は音やニオイが家中に広がってしまうデメリットがあります。
ここでは、防音対策をご紹介します。
1つ目は、吹き抜けの腰壁に建具を入れることです。
こちらを入れることによって部屋を完全に仕切らずに、開放感を感じられるまま、音を吸収できます。
2つ目は、2階の音が気になりそうな部屋の防音を強化することです。
通常1枚しか貼らない石膏ボードを、防音対策のために壁に両面2枚ずつ貼って計4枚にします。
石膏ボードとは、断熱性や遮音性が高い石膏を主とした素材です。
こちらを貼ることによって、音が気になる部屋の防音対策ができますよ。
□まとめ
今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、および防音対策についてご紹介しました。
吹き抜け住宅をお考えの方は、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。
家づくりを検討中の方は当社までお気軽にご連絡ください。